
「源氏物語全講会」コンテンツ活用方法を検討するプロジェクト(案)
1.ねらい
現代の心豊かな生活文化・ライフスタイルの創造に生かすために、『源氏物語』の中に、日本人の心の本質、愛と美のこころを学ぶことを主眼とします。
2.方法論について
『源氏物語』の中に日本人の愛と美の本質を学ぶためには、実際に『源氏物語』の原文に触れて、その中身を知ることが大切です。
そのための方法論として、ブリタニカ百科事典の編集長として有名なアメリカの哲学者、M.J.アドラーによる古典読書推進運動「グレート・ブックス・プロジェクト」の理念と方法論をモデルにします。この方法の本質は、原文を丁寧に読み、そこに書かれている言葉を通して、人間にとって大切な価値観について捉え、また複数の人々でのディスカッションをしてそれを深め、その成果を一人ひとりの人生の心の糧としていくというものです。
私たちは、このアドラーの古典読書運動の理念と方法論を大切にして、「原文に触れる」という習慣を第一にします。そして、その言葉の中に、どのように日本人の心を探っていけばよいのかを、当コンテンツを含めたインターネット上の様々なマルチメディア・コンテンツを利用してディスカッションし、『源氏物語』の本質を楽しく学んで生活文化の創造に活かすe-セミナー・プログラムを開発し、そのモデル・スクーリングを提供いたします。
3.プロジェクトの展開イメージ
1)上記の理念と方法に基づき、モデル・セミナー(e-セミナー)の内容を開発します。そして、セミナー・テキストとテキスト活用のためのマニュアルを標準化します。
2) 1)の開発のため、e-セミナー実施のモデル地区を設定します(大学、図書館、読書サークル等)(※参照)。セミナー・ノウハウは、インターネット上で公開します。
3)インターネット上で、国内外の研究者や一般の生活者が相互に交流するe-フォーラム、e-コンファランスの開催を企画して、源氏物語の享受世界を広げます。
4)「源氏物語の心」(ex.本居宣長の「もののあはれ」、折口信夫の「いろごのみ」)を中心価値においた生活文化諸領域の表現世界の多様性を追求します。
(その成果はe-展開)
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