源氏物語全講会のコンテンツをご覧いただくにあたり、以下の手順をご参考ください。
岡野先生のご講義をより深く学習していただくために、おすすめします。

谷崎訳の『源氏物語』で該当箇所を読んでおく
ご覧になる講義箇所にあたる『源氏物語』を、まず谷崎潤一郎訳の『源氏物語』(中央公論新社刊)で、2回繰り返してお読みください。
谷崎潤一郎による『源氏物語』は学術的な研究成果を踏まえた現代語訳です。

源氏物語全講会eテキストをご覧ください
また、各回講義のホームページよりダウンロード可能な「源氏物語全講会eテキスト」を、あらかじめお読みくださることをおすすめします。
源氏物語全講会eテキスト」は岡野先生の各回講義の内容を読みやすい資料にまとめたものです。
PDF形式にてダウンロードされますので、お使いのプリンタから印刷してご覧いただくことも可能です。

講義映像を視聴する
各回講義のホームページより、ビデオボタンをクリックして、講義の模様を収録した映像をご覧ください。

 

 

使用テキストについて

現在、国内で刊行されている『源氏物語』には、さまざまな出版社のものがあります。
岡野先生の「源氏物語全講会」会場では、最も入手し易く、また持ち運びにも便利であることから、文庫版の『源氏物語』(玉上琢彌訳注・角川ソフィア文庫)をテキストに使用しています。

 

 

 

谷崎潤一郎訳『源氏物語』

谷崎潤一郎の訳による『源氏物語』は、中央公論新社の中公文庫シリーズより刊行されています。
・『潤一郎訳源氏物語』 全5
巻 改版, 中公文庫, 中央公論新社 ISBN4-12-201825-0

「源氏物語」は古今を通じて、日本の最高の小説で、現代にもこれに及ぶ小説はまだなく、十世紀に、このように近代的でもある長編小説が書かれたのは、世界の奇蹟として、海外にも広く知られている。「源氏物語」の後、日本の小説はこの名作へのあこがれ、そして真似や作り変えが、幾百年も続き、和歌は勿論、美術工芸から造園にまで、「源氏物語」は濃く広く、美の糧となり続けた。この日本の誇りでもあり、世界の宝でもある「源氏物語」を、現代の燈火の下、萬人の愛読書として蘇らせたのが新々訳谷崎源氏である。彫琢三十年、推敲に推敲を重ねた完璧な現代語訳といえよう。

川端康成