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| 1.はじめに | |
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・風邪をひいて |
| 2.かの片つ方は蔵人の少将をなむ通はす、と聞き給ふ。 | |
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テキスト・146頁2行目より
(源氏)「ほのかにも軒ばの荻(をぎ)をむすばずは露のかごとを何にかけまし」
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| 6.この程まではたゞよふなるを、いづれの道に定まりて赴(おもむ)くらむ、と、 | |
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テキスト・147頁15行目より
この程まではたゞよふなるを、いづれの道に定まりて赴(おもむ)くらむ、と、思ほしやりつつ、念誦(ず)をいと哀れにし給ふ。頭の中将を見給ふにも、あいなく胸さわぎて、かの撫子(なでしこ)のおひたつ有様、聞かせまほしけれど、かごとにおぢて、うち出で給はず 。 |
| 8.この家あるじぞ、西の京のめのとの娘なりける。 | |
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テキスト・148頁10行目より
この家あるじぞ、西の京のめのとの娘なりける。三人その子はありて、右近はこと人なりければ、「思ひ隔てて、御ありさまを聞かせぬなりけり」と泣き恋ひけり。 |
| 12.かやうのくだくだしき事は、あながちに隠ろへ忍び給ひしも、いとほしくて、 | |
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テキスト・150頁3行目より
かやうのくだくだしき事は、あながちに隠ろへ忍び給ひしも、いとほしくて、皆もらしとゞめたるを、「など御(み)門(かど)の御子ならむからに、見む人さへかたほならず、ものほめがちなる」と、作り事めきてとりなす人、ものし給ひければなむ。あまり物言ひさがなき罪、さりどころなく。
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