歌は言葉のスポーツ
「『言葉のスポーツ』というのは折口信夫の言葉ですけれども、なるほどそうですね。歌合とか曲水の宴なんかでも、あるいは男女の相聞なんかでもそうですね。言葉による、言ってみれば試合であり、スポーツであるわけです。魂のやりとりであり、勝ち負けを決めるわけです。だから真剣勝負の要素を深く持つ場面もあるし、もう少し気を許して楽しめる場面もあるわけです。」 <若草> 益荒男と我を思ひて嫁ぎこし若草の妻も年ふりにけり