・「若菜」の途中で終った折口信夫の源氏物語全講会
折口は、源氏物語全講会の前の晩は、歌の調べ、語りの調べを大事にして、ゆっ
くりと声に出して読み、赤や青のやわらかい色鉛筆で句読点をうっていく。他の
作品に対しては、予習するようなことはなかった。
・折口信夫の天皇観
天皇は神だということに賛成なのか否定的なのかという風な、二者択一で折口信
夫の考えを分けようと思ったら、始めから錯覚なのです。我々の考えている可能
性をはるかに越えた複雑多様な考え方で、日本人が古代からずーっと考え続けて
きた問題を解いていこうとしていた人なのです。
・折口家の雌猫
・国学院大学から慶應義塾大学へ移った源氏物語全講会
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