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1.「モノと子ども」史へのアプローチ
・「あるべき子ども」像からの解放
・「モノ⇔子ども」相互交渉史
2.おやつの由来
・「御八つ」→江戸時代、「八つ時」(午後2時から4時頃)に摂った間食
・背景:労働時間と夜の生活時間の長時間化→一日2食から3食へ
・おとなの食習慣→子どもの世界へ
3.海外のおやつ文化
・中国:「虫やしない」と点心
・イランやロシア:
紅茶にそえる食べ物
4.おやつの意義
・エネルギー源:補食や栄養補給
・癒しや潤い
・人と人とを結ぶ力:遊食同源/話食同源
5.「駄」の世界の引力
・駄菓子屋の原型→江戸時代の番小屋
・東京下町の駄菓子屋の数(1921=大正10年)
72世帯に駄菓子屋1軒(深谷昌志の調べ)
・駄菓子屋はテーマパーク
6.おやつの一般化は大正から
・中産階級の「お三時文化」
・おやつにも近代化の波→西洋菓子の進出
・創業:1899年 森永製菓
1916年明治製菓
1922年江崎グリコ
・紙サック入りミルクキャラメル→空前のヒット
7.グリコとオマケ
・遊食同源のお菓子
・三拍子揃った お菓子 →遊ぶ・食べる・からだによい
8.甘味に飢えていた戦中・戦後
9.駄菓子屋・紙芝居・団塊世代
10.おやつの大衆化と
フリースタイル化
・大量生産とテレビコマーシャル
・変わるおやつの意味→食べたいときに一人で食べる
11.さようなら、おやつ文化
・子ども市場の成立(1971年)
・コンビニ一号店(1974年)
12.おやつ文化はまだ終わらない?
・保育園:お三時文化のさいごの砦
・青梅市慶友病院:人生の最終章を彩るおやつ文化
13.おやつから食育へ
・お茶の水女子大学付属小学校「生活文化」実践例から
・「おやつ学習から子どもは何を学ぶ?」→生活に目をむけ、生活を豊かにする文化を創造者に
<使用図版>(登場順)
・天野 正子・木村 涼子・石谷 二郎(著)『モノと子どもの戦後史』、吉川弘文館
・モアゼニ・川本・順子「自然の恵み、イランのおやつ」
(『vesta』 no.56/2004 (財) 味の素食の文化センター)
・森永製菓株式会社
・江崎グリコ株式会社
・二村高史氏撮影
『モノと子どもの戦後史』
二村高史氏ホームページ http://www.dagashi.org/tokyo/yushima1.html
・草壁孝治/桑田美代子「豊かな生活の創造〜老人病院の取り組み〜」(『vesta』 no.56/2004 (財) 味の素食の文化センター)
・流田直「現代っ子のおやつ〜おやつの学習から子どもは何を学んだか〜」
(『vesta』 no.56/2004 (財) 味の素食の文化センター)
<参考文献>
深谷昌志『子どもの生活史』黎明書房、1996年
加藤理『駄菓子屋・読み物と子どもの近代』青弓社、2000年
森永製菓株式会社『森永製菓100年史』2000年
松田道雄『駄菓子屋楽校』新評論、2002年
モアゼニ・川本・順子「自然の恵み、イランのおやつ」(『vesta』 no.56/2004 (財) 味の素食の文化センター)
草壁孝治・桑田美代子「豊かな生活の創造〜老人病院の取り組み〜」(同上)
流田直「現代っ子のおやつ〜おやつの学習から子どもは何を学んだか〜」(同上)
天野正子・石谷二郎・木村涼子『モノと子どもの戦後史』吉川弘文館、2007年
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