自然観察ではかつて、採集会とか勉強会というのがずっと行われてきたのです。それは山に行って、偉い先生が植物の名前をともかく言うのです。そうすると、弟子たちは後ろから付いていって、これは何ですよというから、採って押し葉にして名前を覚える。それは実はすごくよい方法なのですけれども、自然保護ということが叫ばれるようになったときに否定されたのです。やたらと植物を採るというのは自然破壊ではないかと。それで一切採集はだめと。私はいまになって思うと、それはやはり間違いで、名前というのはすごく大事なのです。名前というようなものを1つ手がかりにして、人間は相手を非常に深く理解できる。
・葉から植物の名前を探す
・名前がわかったらお終いなのではない
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自然科学的な目で見る自然と、心・感性で見る自然
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