ダンテフォーラム









今道友信著
「ダンテ『神曲』講義」
(みすず書房・初版)
第25回マルコ・ポーロ賞受賞


今道友信著
「ダンテ『神曲』講義」
(みすず書房・改定普及版
菊判・590頁 定価 12,600円
ISBN4-622-07092-8)

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  エンゼル財団では、その活動の幹に「エンゼルの心」をおいております。この「エンゼルの心」についての探求を深めたいという思いから、キリスト教文化に根ざす西洋の人々が、大変尊び大切にしているダンテ『神曲』の世界に学ぶ活動に着手しました。

 この活動の一環として、当財団では多くの先生方のご協力を得て、ダンテに学ぶ「ダンテ・フォーラム」を開催してまいりました。その中で、今道友信先生のダンテ研究に出会い、そのお話をじっくりお伺いしたいとこの連続講義が企画されました。

 今道友信先生によるダンテ『神曲』連続講義は、1997年3月〜1998年7月、東京・目白台にある財団法人和敬塾を会場とし、その落ち着いた静かな雰囲気の中で、連続15回にわたり、開催されたものです。

 この連続講義の内容は、後に書物化され、みすず書房から、今道友信著「ダンテ『神曲』講義」となって刊行されました。世界的な装幀家として名高いティニ・ミウラ女史の装幀になるこの書物は、その優れた内容と本の美しさが認められて、イタリア文化会館主催の第25回マルコ・ポーロ賞を受賞しております。現在、この書は、今道先生によりさらに一部改定が施され「ダンテ『神曲』講義」(改訂普及版)となって、みすず書房より刊行されております。


謝辞

 この度、連続15回のダンテ『神曲』講義を配信するにあたり、講義を熱心にご聴講くださいました参加者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

  また、小林陽太郎富士ゼロックス会長には、当初よりダンテ『神曲』講義開催にご協力をいただき、 講義映像の収録を(株)富士ゼロックス総合教育研究所にお願いをすることができました。今回、
コンテンツ配信が可能となったのも、この貴重なオリジナル映像が収録され、保存されていたことによるものです。厚く御礼申し上げます。

 小林陽太郎富士ゼロックス会長は、日本のエグゼクティブの方々がダンテ『神曲』をはじめとする名著・古典に親しむための場として、1998年4月、
日本アスペン研究所
を設立されました。今道友信先生はそこでセミナーを担当され、すでに500名をこえるエグゼクティブの方々が受講されております。日本アスペン研究所でこれまでに受講された方々にも、ぜひこの連続講義のコンテンツを、日々の読書の参考にしていただければと願っております。

 今道友信先生の監修のもと、(株)富士ゼロックス総合教育研究所のご理解を得て、インターネットを通じて国内国外に配信できることは望外の喜びです。

 このコンテンツでは、今道先生が毎回の講義で使用されたレジメを見ながら、当時の講義の模様を視聴することができます。映像をご覧いただきながら、また、「ダンテ『神曲』講義」をテキストとしてお読みいただきながら、ヨーロッパ文化に多大な影響を与え、現代のわれわれにも深いメッセージを送り続けるダンテ『神曲』の世界に、人間・社会・文化の本質を学ぶ機会が開かれますことを願っております。

2004年12月
財団法人エンゼル財団会長 松ア昭雄
財団法人エンゼル財団理事長 森永剛太




1922年東京生まれ、1948年東京大学文学部哲学科を卒業、同大学院を経て、パリ大学、ヴェルツブルク大学で非常勤講師をつとめ、1962年より東京大学文学部に移り教授、1982年に定年退職、現在英知大学大学院長、1981年哲学国際センターを創設以後現在まで所長。1996−99年パリ哲学国際研究所所長、国際形而上学会会長、国際美学会名誉会長、国際エコエティカ学会会長をつとめる。
著書に『同一性の自己塑性』『美の位相と芸術』ほか多数。編著『国際ブリタニカ大事典』24巻、『講座 美学』5巻、『Revue Internationale de le Philosophie Moderne(現代哲学国際雑誌)』既刊19巻等。




 

■インターネットでの連続講義配信にあたって 

今道友信先生からのメッセージ

・ダンテ『神曲』講義の経緯について
・著書『ダンテ「神曲」講義』(みすず書房)について

 収録:2004年10月19日 (財)エンゼル財団にて




今道友信先生の著書
『ダンテ「神曲」講義』を
本「連続講義」の配信映像と

あわせてご活用されることを
お薦めします。


今道友信著『ダンテ「神曲」講義』は、その優れた内容と本の美しさが認められ、2003年、イタリア文化会館主催の第25回マルコ・ポーロ賞を受賞しました。

選評
 今道友信『ダンテ「神曲」講義』(みすず書房、2002)は、今道教授が私的に行った『神曲』についての講義に、聴講者との質疑応答を加えて、整理した本である。『神曲』にはすでにいくつかの日本語訳があり、解説や内外の著者による論及も少なくないが、この古典は日本の読者にとって必ずしも近づき易くはない。
  今道教授の講義とダンテやイタリア文学の専門家ではない聴講者の質問は、一般読者が『神曲』をその時代と文化のなかに正確に位置づけて理解するために、また私たちの当面する環境と私たち自身の問題を考えるためにも、大いに役立つだろう。
 著者はそういう仕事のためにおそらく最適の資格を備えている。西洋の哲学、殊に美学を専門とする学者であり、同時に古典ギリシャ・ローマの文学に精通し、カトリック神学に博学で、日本の伝統的美意識についても広い知識をもつ。そういう知的道具のすべてがこの本の中では自在に活用されているのである。
 今年(2003年)のマルコ・ポーロ賞選考委員会は、候補作品に今道教授の“「神曲」講義”を得たことをよろこび、ためらうことなく受賞作としてこれを推すものである。

マルコ・ポーロ賞選考委員 加藤周一 
大谷啓治 
都留重人 
 (アルファベット順)





















本ホームページでは、今道友信先生(英知大学教授・東京大学名誉教授)による、
ダンテ『神曲』講義の模様を、ブロードバンドビデオで配信しています。


今道友信先生 ダンテ『神曲』講義 (全15回)
開催:1997年3月〜1998年7月 会場:東京・和敬塾 
主催:財団法人エンゼル財団 協力:株式会社富士ゼロックス総合教育研究所

© 収録講義映像:著作権者 株式会社富士ゼロックス総合教育研究所


ビデオの再生にはWindowsMediaPlayer9シリーズが必要です。お使いのPCにインストールされていない場合はこちらからダウンロード(無償)してください。また、Macintosh環境では、OS X以降にのみ、WindowsMediaPlayer9シリーズがリリースされています。

今道友信先生 ダンテ『神曲』連続講義 2004 © 今道友信・財団法人エンゼル財団・株式会社富士ゼロックス総合教育研究所