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※以下の記述内容は、当日会場において配布された、樺山先生のレジュメの内容を転載したものです。
また、レジュメの内容はPDF形式ファイルとしてもご覧いただけます。
樺山先生
会場配布レジュメ(PDF形式ファイル・117KB)
フィレンツェ - 歴史の観点から
1.フィレンツェ・ルネサンスの凋落
15世紀末を頂点として
ふたつのライバル - ヴェネツィアとローマ
宗教改革と対抗改革
フィレンツェ市制の混迷
2.コジモ1世の登場;1537年
フィレンツェ公国とトスカーナ大公国
絶対主義国家への道
ルネサンス精神からの脱離
ヴェッキオ宮の改装
3.ヴァザーリの場所
メディチ・コレクションとウフィッチ
『芸術家列伝』(1550)- ルネサンスの証人
コジモ1世の文化施策
ルネサンスの舞台と観客
「コジモ1世とジョルジョ・ヴァザーリは、確かにルネサンスの最終段階、フィレンツェ・ルネサンスの最終段階にあって、そこに一つのピリオドを打ちながら、それをフィレンツェの街の中に凝縮した形で定置いたしました。その結果として、今、私たちはフィレンツェに参りますと、かつて500年前にそうであったものがそのような形でそこに存在している。」
4.バロックに抗して
ローマに生まれたバロック
絶対主義との同伴
バロックという様式
フィレンツェ;バロックの断念
5.文化遺産の誕生
コジモとヴァザーリの戦略
フィレンツェという「遺産」
「高い文化をつくり上げるということは極めて困難な重要な仕事であります。でも、この財産を文化的な遺産として、何世紀にもわたって、場合によっては500年にもわたって受け継いでいく、文化遺産として凝縮し、それを受け継げる形でもって残すことは、もっともっと難しい仕事に相違ないと思います。」
文献
ロラン・ル・モレ『ジョルジョ・ヴァザーリ メディチ家の演出者』平川祐弘他訳、白水社
北田葉子『近世フィレンツェの政治と文化』刀水書房
宮下規久朗『イタリア・バロック』山川出版社
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