「京都ルネサンス」の行動指針を提言! 「芸術の都・京都」から「芸術の国・日本」へ ダンテフォーラムの対話が、エンゼル叢書としてPHP研究所より刊行されました。
エンゼル叢書H 『芸術都市の創造 京都とフィレンツェの対話』 今道友信, 大原謙一郎, 岡野弘彦, 樺山紘一, 高階秀爾, 芳賀 徹, 畑 正高, 須賀由紀子, 松田義幸 著 PHP研究所 2006 定価1,500円(税別) ISBN: 4-569-65439-8
オンライン書店リンク:amazon.co.jp | 紀伊国屋BookWeb | 楽天Books | bk1
本ホームページではこの対話の模様をブロードバンドで配信しています。
松崎 昭雄 財団法人エンゼル財団会長
フィレンツェに学ぶ ― 京都ルネサンス運動への期待
松田 義幸 実践女子大学教授
芸術都市の背景にあったもの
樺山 紘一 東京大学名誉教授
ダンテ『神曲』とイタリア・ルネサンス
高階 秀爾 京都造形大学大学院長
「文学と芸術の森」京都の俯瞰図
芳賀 徹 京都造形大学学長
芸術都市「京都モデル」の意味と形
大原 謙一郎 財団法人大原美術館理事長
歴史に学ぶ「異文化との出会い」
畑 正高 株式会社松栄堂代表取締役社長
京都ルネサンス―新しき芸術都市への道
大原 謙一郎 財団法人大原美術館理事長 樺山 紘一 東京大学名誉教授 高階 秀爾 京都造形大学大学院長 芳賀 徹 京都造形大学学長 畑 正高 株式会社松栄堂代表取締役社長
コーディネーター: 松田 義幸 実践女子大学教授
「文学と美術」の比較文化論
影の美と愛の言葉 紫式部『源氏物語』とダンテ・アリギエーリ『神曲』の照応と背反
今道 友信 東京大学名誉教授
神話から物語へ貫いて流れているもの ―古代母権社会の面影をたどって
岡野 弘彦 國學院栃木短期大学学長・國學院大學名誉教授
上野の森で考えたこと ―文学と芸術のルネサンスへ
「盃に春の涙を注ぎける」 ―『新古今』の歌人式子内親王の世界
「楽しみ価値」追及モデル・京都を世界に
今道 友信 東京大学名誉教授 岡野 弘彦 國學院栃木短期大学学長・國學院大學名誉教授 樺山 紘一 東京大学名誉教授 高階 秀爾 京都造形大学大学院長 芳賀 徹 京都造形大学学長
『神曲』と『源氏物語』への目覚め 森永エンゼル・カレッジ インターネット放送局 ―その活用のケース・スタディ―
須賀 由紀子 エンゼル財団主任研究員
徳山 詳直 京都造形芸術大学理事長
今道 友信
東京大学文学部哲学科卒業。同大学院を経て、パリ大学、ヴュルツブルク大学講師、東京大学教授等歴任。東京大学名誉教授。哲学・美学者。現在、英知大学教授、哲学美学比較研究国際センター所長、国際形而上学会会長、国際美学会終身委員、エコエティカ国際学会会長。1996年より1999年まで哲学国際研究所(IIP、パリ)所長。エンゼル財団のダンテ研究プロジェクトから生まれた『ダンテ「神曲」講義』では、第25回マルコ・ポーロ賞を受賞した。主な著作に『同一性の自己塑性』『美の位相と芸術』『西洋哲学史』『アリストテレス』『エコエティカ(生圏倫理学入門)』『知の光を求めて』『美について』『愛について』など。編著『国際ブリタニカ大事典』『講座 美学』、フランス語による「現代哲学国際雑誌」等。
大原 謙一郎
神戸市に生まれ、倉敷・京都で育つ。東京大学経済学部卒業。エール大学大学院博士課程修了(経済学)。倉敷レイヨン(現 クラレ)に入社。同社 代表取締役副社長、株式会社中国銀行代表取締役副頭取を歴任。現在、財団法人大原美術館理事長として財団法人の経営に当たるかたわら、倉敷芸術科学大学客員教授として非営利事業経営論を講義。他に、倉敷中央病院理事長、倉敷商工会議所会頭、岡山県教育委員等を兼ねる。京ことば・やまとことばと日本人の心の伝統に深い関心を寄せ、芸術文化活動を通じての地域振興の仕事に力を注ぐ。著書に『倉敷からはこう見える―世界と文化と地方について―』。
岡野 弘彦
三重県に生まれ、神宮皇學館を経て國學院大學卒業。折口信夫(釈迢空)最後の内弟子として、没年まで師事。國學院大學名誉教授、歌人。日本芸術院会員。宮中と関わりが深く、宮内庁御用掛、昭和天皇の作歌指南役を務めたほか、皇太子殿下・雅子妃殿下の和歌指導にあたる。昭和54年より、宮中歌会始選者。現在、國學院大學栃木短期大学学長。主な歌集に『冬の家族』『滄浪歌』『海のまほろば』『天の鶴群』、著書に『折口信夫伝』『万葉の歌人たち』等多数。エンゼル財団のエンゼル叢書シリーズに『古事記が語る原風景』がある。紫綬褒章、勲三等瑞宝章、現代歌人賞、釈迢空賞、芸術選奨文部大臣賞、和辻哲郎文化賞、読売文学賞受賞。現在、中央公論新社・エンゼル財団共催「源氏物語全講会」において、『源氏物語』を「歌物語」の視点から読む全講読講座を実施。
樺山 紘一
東京大学文学部卒。同大学大学院修了(西洋史学)。京都大学人文科学研究所助手、東京大学文学部助教授、同大学教授、国立西洋美術館長等歴任。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世史、西洋文化史。財団法人エンゼル財団のダンテ研究プロジェクト「ダンテ・フォーラム」において、プロジェクト当初より協力。主な著作に『ゴシック世界の思想像』『カタロニアへの眼』『西洋学事始』『ヨーロッパの出現』『歴史のなかのからだ』『情報の文化史』『パリとアヴィニョン』『比較社会史』『異境の発見』『ルネサンスと地中海』『肖像画は歴史を語る』『エロイカの世紀』など。紫綬褒章受章。
高階 秀爾
東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科美術史専攻満期退学。国立西洋美術館主任研究官、東京大学文学部助教授、同大学教授、同大学名誉教授に就任。国立西洋美術館長を経て、現在、京都造形芸術大学大学院長、同比較藝術学研究センター所長、美術評論家、大原美術館館長、東京大学名誉教授、パリ第一大学名誉博士。著書に、『芸術空間の系譜』『ルネッサンスの光と闇』『名画を見る眼 (正・続)』『近代美術の巨匠たち』『歴史のなかの女たち』『近代絵画史』『ゴッホの眼』『世界の中の日本絵画』など。藝術選奨文部大臣賞、フランス藝術文藝勲章コマンドール章、紫綬褒章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章、イタリア功労勲章グランデ・ウフィチアーレ章、第58回日本藝術院賞恩賜賞受賞。
芳賀 徹
東京大学教養学部卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。文学博士(東京大学)。東京大学教養学部専任講師、同大学助教授、同大学教授、プリンストン大学客員研究員、国際日本文化研究センター教授などを経て、現在、京都造形芸術大学学長、国際日本文化研究センター名誉教授、東京大学名誉教授、岡崎市美術博物館館長。著書に、『詩歌の森へ』『大君の使節』『渡辺崋山・優しい旅びと』『明治維新と日本人』『みだれ髪の系譜』『平賀源内』(第三回サントリー学藝賞)『絵画の領分』(大佛次郎賞)『与謝蕪村の小さな世界』『文化の往還』など。フランス政府パルム・アカデミック・オフィシエ勲章、紫綬褒章、明治村賞、京都新聞文化学術賞(比較文学)受賞。
畑 正高
京都生まれ。同志社大学商学部卒業後、渡英。翌年、香老舗 松榮堂に入社。平成10年、同社代表取締役社長に就任する。社業に加え、地元京都での経済活動や環境省「かおり風景100選」選考委員などの公職、同志社女子大学 非常勤講師、香道志野流松隠会 理事などつとめるほか、香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む。アメリカにおいては20年にわたる文化交流活動に対し、昨年セーヤー賞(日本ボストン協会)を受賞。関連書籍に『香千載』をはじめ、昨年上梓された『香三才』などがある。
須賀 由紀子
エンゼル財団主任研究員。専門分野はレジャー論。著書(共著)に、『甘えと教育と日本文化』『愛したくなる「家族と暮らし」』『暮らしの哲学としての生活文化』などのエンゼル叢書シリーズのほか、『「ゆとり」について』『情報文化と生活世界』『グレート・ブックスとの対話』など。
松田 義幸
東京教育大学卒業。専門分野は生活文化史、レジャー社会学。日本経済新聞社日経広告研究所研究員、余暇開発センター研究主幹、筑波大学助教授、同大学大学院客員教授等を経て、現在、実践女子大学教授。財団法人エンゼル財団理事。故佐橋滋通産事務次官のもと、日本のレジャー・文化政策策定に関する仕事に長年携わり、「国際価値会議」「筑波会議」「国際経済経営会議」「おくの細道紀行300年祭」など、国際学術文化会議のプロデュースを数多く手がける。エンゼル叢書シリーズとして、『古事記が語る原風景』『聖書の言葉・詩歌の言葉』『知性としての精神』『内なる幸福を求めて』『暮らしの哲学としての生活文化』などを刊行。
本ホームページでは、2005年、京都造形芸術大学で開催された2つのシンポジウムの模様を、ブロードバンド映像で配信しています。 ダンテフォーラム in 京都「芸術文化都市の戦略―フィレンツェの魅力・京都の魅力」 開催:2005年2月13日(日) 会場:京都造形芸術大学
ダンテフォーラム in 京都「文学と芸術の対話」 開催:2005年7月24日(日) 会場:京都造形芸術大学・春秋座
主催:財団法人エンゼル財団・京都造形芸術大学・日本経済新聞社 © 収録映像:著作権者 財団法人エンゼル財団
タイトル図版: 《鎖の地図》フィレンツェ、 郷土史博物館 1472年頃制作 Photo: Paolo Giust